ラトの一大イベント夏至祭②
今回も夏至祭のお話の続きです。
さてさて、夜になりました。
外でボンファイヤーをやるのがお決まりの用ですが、池で泳いでたら雨が降って来てしまいました。
晴れてる間だけ、マシュマロ焼いたり、火に当たったりちょぴっとボンファイヤーを味わいました。
テーブルに置いてあるいろんなものをつまみながら、時間を過ごしました。夏至祭ではcaraway(日本語だと何だろう)のseedsが入ったチーズ🧀とビールを飲みます。
このパンにもcarawayのseedsが入ってました、独特の香り〜。
もともとステイ先がが小さいクリスチャンの学校のコミュニティということもあって、音楽の先生の演奏するピアノに合わせて歌ったり踊ったりしました。sunsetやsunriseの歌がたくさんあってラトビア人は何曲も歌えるみたいです。私は歌は分からなかったけど、フォークダンスは教えてもらいながら踊りました!
夜がふけてきて、23時くらいかな、ステイ先の👱🏻のその妹さんが、お家を出て、村のはずれ的なとこにあるとこに連れてってくれました。そこには10-15人くらい人がいてあたたかく迎えてくれました。夏至祭の日はお日様が上がるまで寝ないように!という風習があるので、ここでもまたビール飲んだり、チーズ食べたり、他にも食べ物がたくさんあって、歌ったり踊ったりして夜明けを待ちました。誰かがふと歌いだすと、みんなも歌いだして踊りだす。歌とフォークダンスはラトビアでとっても大切な文化なんだなあと実感しました。
ラトビア人のコミュニティに、いきなり日本人が1人ボンと現れたものですから、みんな興味を持ってくれて笑
話に花が咲きました、花冠だけに(うまい)。
明け方になると、外へ出て、ボンファイヤーの近くでまたLīgoの歌を歌いながら日が昇るのを待ちました。あいにくの天気でsunriseは見れなかったけど、楽しかったな〜。
次の日は朝ゆっくり起きて(朝5時に寝たので)、ケーキ食べて、午後は教会に行きました。礼拝?っていうのかなあ。ラトビア語だったし、宗教のことはよく分からなかったけど、周りの人が英語で牧師さんがなんて言ってるか伝えようとしてくれたし、牧師さんも私には英語でお言葉をくれて。礼拝が終わった後、みんなでハグをするんですね。知ってる人同士も知らない人同士でも。完全に部外者かつキリスト教信者でもない私をみんな優しい笑顔と言葉と共にハグしてくれて、こころがじんわりあったかくなりました。
ソ連にoccupyされてた時代にキリスト教を密かに信仰してた人の話も聞いたりなんかして、言葉ではうまく説明できないけれど、神様を信じるってこういうことか、というか宗教の根底にあるようなものを見に染みて感じることができて貴重な経験になりました。
てな感じで、この2日間の体験がこのworkawayをしてよかったと、特に感じさせてくれました。ラトビアをより好きになれましたね。
私の場合、ラトビアに絶対行きたいって思って留学したわけじゃなくて(「好きな国に行った」とは違うの)、どっちかっていうと6個留学申請してフタを開けたらラトビア留学でしたって感じなんですよ。でもその分無駄な期待はなかったし、「行った国を好きになろう」とすることができて逆によかったです。あくまで個人的な意見ですが!
これにて夏休み1つ目のイベント終了!
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